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外壁の劣化症状!クラックの種類について

豆知識

気ままに更新している塗装工事の豆知識です。
今日はクラックの種類についてご紹介します!

 

ヘアークラック

 

ヘアークラックとは幅0.3mm以下、深さ4mm以下の細かいヒビのことです。

劣化症状のなかでも初期症状で建物に今すぐに影響がでるわけではないので慌てる必要はありません。

経年による塗膜の劣化により発生します。

紫外線などの影響を受けて劣化した塗膜が素地の膨張収縮に耐えられなくなることで塗膜に亀裂が入ってしまいます。

 

 

乾燥クラック

 

乾燥クラックとは、水分の蒸発などにより外壁が収縮してできたひび割れのことです。

モルタルやコンクリートに発生するクラックです。

乾燥クラックは幅が狭い為、汚れていると見つかりにくいという特徴があります。

乾燥クラックも建物にすぐに影響を及ぼすクラックではありません。

 

 

構造クラック(貫通クラック)

 

構造クラックとは、0.3mmを超えるひび割れのことです。

構造クラックは建物に影響を及ぼす可能性が高く、補修が必要になります。

0.3mmを超えるクラックは、ヘアクラックと比べて緊急性が高いです。

構造クラックのなかでも、「斜めのひび割れ」、「交差しているひび割れ」は垂直水平なひび割れより危険度が高いです。

 

 

ヘアクラックや乾燥クラックが見つかった場合は、劣化の初期症状なのでメンテナンスの目安として外壁塗装をぜひ考えてみてください!