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塗装工事における下地処理について

 2020/10/05 豆知識   506 Views

下地処理
塗装は下地調整で決まります。下地調整とは文字どうり塗装を行う際の下処理です。表面に出ない部分手抜きの行われ易い工程です。この作業の出来が、後の仕上がりに大いに影響します。

その内容
外壁の場合、洗浄機でホコリ、汚れ、藻、コケ、カビ等を洗い流し、清掃な面にします。外壁の不具合箇所を適切な工具を用いてケレン除去した後、シーリング処理します。欠損箇所は修製剤を用いて補修します。

強化剤の約割
下塗りのシーラー剤は在来下地の強化(中性化→アルカリ性化)、上塗り塗装の接着を促進し、防水、剥離を防ぐ等の役割を負います。外壁の素材に適した下塗り材の選定を致します。

ケレンの種類
木部、鉄部は適切な工具を用いてケレンを行います。ケレンには以下の種類があります。

『二種ケレン』
現在付着している旧塗装膜及び錆を完全に落とす。

『三種ケレン』
器械(サンダー等)を使用。活膜が多少残っても良い。

『四種ケレン』
手作業でペーパーや皮スキ等で死膜を落ちる所まで落とす。
一般の住宅は三種、四種ケレンを行います。